• 廃棄物量削減
  • CO2排出量削減

フローデハイ®脱水助剤

汚泥脱水用の特殊繊維。
濃縮汚泥中に投入し、繊維による導水効果で脱水機による脱水効率を向上させることで、脱水汚泥処理コスト・産業廃棄物量を削減します。

  • 脱水助剤の効果のしくみ

Movie

Features

  • 汚泥固形物量に対して少量添加することで効果を発現

  • 繊維の毛管現象効果と導水効果により汚泥中の水分を汚泥外部に排出させる

  • 繊維の特殊加工により汚泥中の分散性抜群

  • 各脱水機機構に合わせた脱水助剤提案可能

  • 繊維表面張力を利用した内部保有水導水脱水

  • 機械圧搾時の繊維ネットワークズレ(脱水点移動)

  • 繊維による導水路確保(圧密化による閉塞防止)

Development Background

排水処理に伴い発生する余剰汚泥は、通常、凝集剤添加の後に、脱水処理され搬出されます。
そんな中、近年では搬出後に掛かる費用(廃棄物運搬費用、産廃処理費用)が大幅に高騰しており、搬出汚泥量の削減ニーズがより高まってきています。
搬出汚泥量を削減させるため、昔から繊維質のもの(稲わら等の自然界繊維や古紙粉砕物など)が脱水助剤として用いられてきましたが、大量に入れる必要があり、必ずしも搬出汚泥量の削減につながらないという課題がありました。
そこで弊社では、低添加率で高い脱水性効果を実現できる繊維材の開発を行いました。

Introduction Effect

  • 廃棄物量削減効果

    仮定:汚泥固形物量に対し脱水助剤3%添加

  • 汚泥焼却時のCO2削減効果

  • 汚泥性状の向上効果

Case Study

サイト 脱水機 汚泥種類 脱水効果・含水率
ブランク 助剤添加時 含水率差分
繊維工場 スクリュープレス 余剰汚泥 78.8% 69.8% 9.0pt
食品工場 スクリュープレス 余剰汚泥 85.6% 75.4% 10.2pt
下水処理場 ベルトプレス 消化汚泥 84.8% 82.1% 2.7pt

測定値および計算値であり、保証値ではありません。